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くらしの法律情報
2024年01月09日 [くらしの法律情報]

老後の3大トラブルを予防しよう:「財産」編

財産
こんにちは!司法書士の清水です。
私は20年にわたって暮らしに関する2000件を超えるご相談を受けてきました。
ご高齢の方に関する相談で多い「老後の3大トラブル:健康・財産・終活」について、本ブログで詳しくご紹介していきます。
今回は「財産」についてです。



財産の多い少ないにかかわらず、トラブルとなってしまう共通の場合があります。

預貯金や株など「お金」や「不動産」の把握をしていない・親族などと共有していない場合


<ポイント>
●借金などマイナス財産も含むお金を自分自身が把握しきれているか?
●親の相続などで取得した地方の不動産(田畑、山林を含む)の現状を把握しているか?
●お金や不動産を把握していても自分自身しか知らない状態にないか。親族に伝えているか?


「お金」や「不動産」の使い道を具体的に考えていない場合


<ポイント>
●預金を老後の資金としてどのように使っていくか考えているか?
●相続したり若い頃に取得した不動産を活用の予定もなく所有したままになっていないか?


@急な病気などで本人の意思が確認できない場合、自分自身の希望や意向が伝わっていないため意思が尊重されない。

A入院、施設へ入所などまとまった費用が必要になった際に家族が立替せざるを得ない。
<参考情報>
請求書を提示すれば単発の支払いには応じてもらえる銀行が増えてきている。しかし、継続的な支払いや多額の費用の場合は、成年後見制度の利用開始後や相続手続き完了後でないと応じてもらえない。

B亡くなったときに、相続手続きが難航する。


@ 老後の資金計画を立てておらず、いざというときに資金が足りない。
  逆に漠然とした不安が先に立ち、倹約しすぎて今の生活を楽しめない。

A 自身で不動産を管理できなくなったときに問題が起こったり、亡くなったときに相続でもめる可能性もある。


下記の項目であなたに起こってしまうかもしれないトラブルをチェックしてみましょう。

「お金」

お金

「不動産」

不動産
皆さんおかれている状況は様々です。それぞれの方のご事情に応じて、どのような対策を行ったらよいかアドバイスさせていただきます。
お気軽にご相談ください。
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