老後の生活に向けて漠然とした不安を抱えている方のお話をじっくりお伺いし、心配事や悩みの整理をお手伝いします。
その上で、必要な貯蓄額・老後資金・老後の住まい・万一の場合の保障など優先課題の整理を行い、老後を有意義に過ごすための「ライフプラン」の作成をお手伝いし、実現するために必要なデジタル終活、マンションや有料老人ホームへの住替え、墓じまいなどのサポートを行います。

老後の生活に向けて準備をしなければいけないけれど、何から始めてよいかわからない、自分で計画を立てるのが大変な方に対して、今後起こり得る問題を想定し、司法書士が対策をご提案します。
「老後の生活設計」、「相続対策」、「遺言」、「財産管理・任意後見」、「マンションや有料老人ホームなど住み替え先探し・自宅売却」、「理想の葬儀実現、墓の改葬・承継の支援」など、不安や心配なことを広くカバーし、お元気な今だからこそしていただきたい準備・対処法を当事務所がお客様と共にすすめていきます。

ご自身の「資産」（預貯金、有価証券、土地や建物など）を整理し、残された家族や親しい知人に考えや想いを伝えるために、財産目録の作成、生前の遺産分割協議の開催をサポートします。
通常の遺産分割協議はご本人が亡くなった後にしかできませんが、当所では生前にご本人と相続予定の方での遺産分割のための話し合いの進行役を担い、双方の想いや考えを共有できるようにサポートいたします。

認知症などで判断能力が低下した場合に備えて、元気なうちに自分の財産を信頼できる家族などに託し、管理や処分を任せる仕組みである「家族信託」を希望されている方に対して信託契約の設定から運用をサポートします。
契約手続を単に進めるのではなく、お客様の想いを実現するためにふさわしい制度を利用していただけるよう信託の設定に重きをおいています。
家族信託のメリット・デメリットを明示し、場合によっては遺言、任意後見など他制度との併用など、複数の選択肢をご提案するようにしています。

おひとり暮らされている方が、万が一病気になったときのこと、これからの生活や老後そして介護など、何かと不安で気がかりなことをサポートします。
「緊急連絡先の代行」、「病気やケガで動けない時の希望先への代理連絡」などもしものときだけではなく、日々のくらしの中の法律相談、法律以外の住まい・くらしの問題を地域の信頼できる業者にとりつぎも行います。また、財産目録・月々の収支表作成など家計安定のためのサポートも行います。

将来、病気になって入院したり、認知症になって生活に困ってしまう場合に備え、あらかじめ「任意後見人」というサポートをしてくれる人と契約しておくものです。
当所と「任意後見人」としての契約を結んでいただくことで、お元気なうちからご本人様と定期的にお会いして状況をお伺いしたり、銀行や役所の手続きをサポートしています。また、ケアマネジャーや病院の相談員と連携して、福祉・医療サービスを適切に利用できるようサポートしています。

現時点で判断能力が不十分な人に代わり、家庭裁判所から選ばれた援助者（成年後見人等）が銀行や施設入所の契約、福祉・医療サービスが適正に利用できるようサポートするなど、ご本人の権利や財産を守るための制度です。
当所では2000年の制度開始当時から、ケアマネジャーや病院の相談員と連携し、成年後見人として多数のお客様のサポートをしております。

病気や事故、自然災害やコロナウィルス流行など予期せぬことは突然やって来ます。また、お金や健康、介護などの不安も尽きません。
だからこそ、万が一の時に慌てないよう、親子でこれからのことを話し、必要な情報を共有しておく「準備」が今まで以上にとても大切になってきます。
準備をしておくことで日々の安心につながりますし、生活をより愉しめるようになります。