賢い士業の活用方法
だからこそ、これからの士業は単に「答えを教えてもらう人」「手続きを頼む人」ではなく、「何が問題なのかを整理し、これからどうするかを一緒に考えてくれる相談相手」として活用することが大切だと、あいおい事務所は考えています。 |
「答えを聞く」から「一緒に考える」へ〜相続、遺言、不動産、会社経営、老後の生活〜
私たちが実際に抱える問題は、法律や制度を調べれば、それだけで答えが出るものばかりではありません。専門家に相談する意味は、単に法律を説明してもらったり、書類を作ってもらったりすることだけではありません。
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これからの時代、士業にはそんな役割も求められています。
AI・インターネットのメリットと限界
こんな使い方に向いています
制度を知る相続や成年後見、登記など、制度のおおまかな仕組みを知る。
言葉を調べる聞き慣れない法律用語や専門用語の意味を確認する。
手続きを調べるどのような手続きが必要なのか、全体像をつかむ。
考えを整理する自分が何に困っているのか、相談したいことを書き出してみる。
一方で、「一般論」と「自分の場合」は同じではありません
AIやインターネットで得られる情報の多くは、あくまで一般的な内容です。例えば、「相続した実家をどうするか?」という問題ひとつを取っても、答えは一つではありません。
相続人は誰か、家族関係はどうか、不動産が共有になっているか、誰かが住んでいるか、売却するのか残すのか、税金はどうなるのか、今後誰が管理するのか等。
こうした事情によって、考えるべきことも、選ぶべき方法も変わります。
相談して初めて見えてくることもあります。
相談の最初は、「実家を売りたいんです」という話だったとしても、詳しくお聞きしていくうちに、
「そういえば兄も以前、親からお金をもらっています」「実は母にも少し認知症の心配があります」「土地の一部が隣家とどうなっているのか分かりません」といった別の事情が出てくることもあります。
相談者自身が、最初から問題のすべてに気付いているとは限りません。
情報を得ることと、自分に合った答えを見つけることは同じではありません。
表面に見えている問題だけでなく、その背景や家族の状況、将来まで含めて整理し、「では、自分の場合はどうしたらよいのか」を一緒に考えていく。そこに、専門家へ相談する大きな意味があります。
オンラインの便利さ、対面だからできること
オンライン相談が便利な場面
•遠方から相談したい•仕事や介護で外出しにくい
•2回目以降の打合せをしたい
•簡単な確認をしたい
•遠方に住む家族にも一緒に参加してほしい
あいおい総合事務所でも、相談内容やお客様の状況に応じて活用しています。一方で、対面でじっくりお話しすることが適している相談もあります。
対面だからこそ分かることも
複雑な相続、認知症の家族の問題、老後の生活の不安、不動産などでは、下記のようなことが問題解決につながる場合があります。•資料を一緒に広げる
•家族関係を書きながら整理する
•何気ない会話から別の問題に気付く
•言葉になっていない不安をくみ取る
大切なのは「デジタルか、リアルか」ではありません
便利なところはデジタルで。大切な判断は、人と人とで。オンラインと対面を上手に組み合わせることが、これからの相談の形だと考えています。

士業の活用方法
士業を上手に活用するポイントの一つは、相談するタイミングです。 |
予防策を行ったら万全というわけではありません。制度改正や社会情勢の変化、そして家族構成の変化などに応じて、その対策が時勢に即しているのかを随時見直していくことが大切です。 |
定期的に相談を重ねていると、家族関係や財産状況、健康、住まいなどの変化にも早く気付くことができます。 |
士業を上手に活用するために
専門知識や経験、費用を確認することはもちろん大切ですが、それだけでなく、「この人なら、分からないことも一緒に考えてくれそう」「困ったときには、またここへ相談しよう」と思えるかどうかも、専門家を選ぶうえで大切な判断材料です。
話しやすさ、説明の分かりやすさ、考え方、安心感など、人としての相性も含めて選んでよいのです。
また、専門家にすべてを任せきりにするのではなく、分からないことは確認し、ご自身でも内容を理解しながら、一緒に考え、納得して進めていくことが大切です。
士業を上手に活用するための7つのポイント |
相談したいことを整理しておきましょう
相談の目的や困っていることを、できる範囲で整理しておくと話がスムーズです。 伝えたいことや確認したいことを、あらかじめメモしておくのもおすすめです。 相談したい分野の経験があるか確認しましょう
同じ資格を持つ専門家でも、得意分野や経験してきた案件は異なります。 ホームページなどで、これまでの相談実績や取扱分野、経歴などを確認してみましょう。 話をきちんと聞き、問題全体を整理してくれるか見てみましょう
依頼された手続きだけを進めるのではなく、「なぜこの手続きが必要なのか」「ほかに問題はないか」「その後どうなるのか」まで考えてくれる専門家かどうかも大切です。 分からないことは、納得できるまで確認しましょう
専門用語や手続きの内容など、分からないことをそのままにする必要はありません。 メリットだけでなく、デメリットやほかの選択肢についても説明してもらい、納得したうえで進めましょう。 大切なことはメモを取り、後から確認できるようにしておくと安心です。 費用やサービス内容を事前に確認しましょう
同じ手続きでも、事務所によってサービスの範囲や費用は異なります。 どこまで対応してもらえるのか、追加費用が発生する場合はあるのかなど、依頼する前に確認しておきましょう。 他の専門家と連携してくれるか確認しましょう
弁護士、司法書士、税理士、社会保険労務士などの士業には、それぞれ専門分野や業務範囲があります。 また、実際の問題は法律だけでなく、税金、不動産、福祉・介護、家族関係など、複数の分野にまたがることも少なくありません。 一人ですべてを抱え込むのではなく、必要に応じて適切な専門家につないでくれるかという点も、士業を選ぶ大切なポイントです。 「また相談したい」と思える専門家を選びましょう
家族、財産、健康、住まいなどの状況は時間とともに変わります。 一度の手続きで終わるのではなく、状況が変わったときにも相談できる関係が理想です。 「この人なら、分からないことも相談できそう」「何かあったとき、また相談できそう」そう思えることも、専門家を選ぶうえで大切な判断材料です。 |
専門家を、もっと身近な存在に
一方で、相談者の話を聞くこと。本人もまだ気付いていない心配を見つけること。家族それぞれの気持ちを考えること。複雑に絡み合った事情を一つずつ整理すること。
そして、「では、これからどうしていきましょうか」と一緒に考えること。
そこには、人と人が向き合う相談だからこその価値があります。
あいおい総合事務所では、AI・インターネット・オンライン相談の便利さを活かしながら、人と人との相談を大切にしています。
士業を、もっと身近な相談相手に。
「手続きを頼みたい」ときだけでなく、困ったとき。迷ったとき。これからのことを考えたいとき。
そんなときにも、一緒に考える相談相手として司法書士をご活用ください。







