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くらしの法律情報
2022年02月21日 [くらしの法律情報]

実はとっても便利な「ライフデザインノート」作成のススメ

エンディングノート
こんにちは!司法書士の清水です。
今年も早2カ月を過ぎようとしておりますが、コロナ禍でまだまだ先行きが見通せず、落ち着かない日々が続いておりますね。
そこで、今回は、「実はとっても便利なライフデザインノートの活用」をテーマとしてお届けしたいと思います。

ライフデザインノートは、戸塚区版のエンディングノートです。
終活場面で紹介されることが多いので、誤解や消極的な印象をお持ちの方も多いようですが、実は様々な効用があるとても便利なノートです。▷ダウンロード(PDF)はこちら
ライフデザイン

私は20年にわたって暮らしに関する2000件を超えるご相談を受けてきました。
そういったこれまでの経験から見ても、このノートを上手に活用すれば、「あなたにとっての豊かなくらし」や「家族にとっての安心やより良いサポート」につなげる大きなきっかけとなります。
ぜひ、多くのみなさまにご活用いただければと考えております。




ライフデザインノートとは、@これまでの人生を振り返り(過去的な視点)、Aこれからの人生を考えたり(将来的な視点)、また、B今の暮らしを全体から見渡し(全体的な視点)、自分の人生にとって大切なもの(お金や健康、家族等へのあなたの気持ちや想い)を整理しながら、1冊のノートにまとめられるとても便利なノートです。


ライフデザインノートを書くことで、
・自分にとって、「豊かなくらし(安心と満足・充実感)」につながります。
・家族や支援者にとって、「安心とより良いサポート」につながります。


普段の日常の暮らしでは、どうしても目の前(今)の事に目が行きがちで、@「過去〜今(目の前)〜将来といった時間」や自分の置かれている環境をA「俯瞰的・全体的に見渡す」という観点で見たり、考えていないことが多いです。
ライフデザインノートを活用することで、自然と@Aの観点を取り入れることができ、自分にとっての豊かなくらしを実現するための行動につなげられます。
例えば、
(1)過去的視点において
・これまでを振り返ることで、妻や家族の支えによる幸せな時間や先祖の大切さなどに改めて気づき、感謝を伝えたり、かかわり方を見直すことにつながる
・これまでを振り返ることで、当時、友人や知人に大変お世話になったときのことを思い出し、久しぶりに連絡や手紙を書いたり、会ってみることにつながる  
・これまでを振り返ることで、想い出を整理したり、写真やアルバム、家の片付けにつながる    

(2)将来的視点において
・将来、お金の心配が予想されれば、節約や資金計画を見直すことにつながる
・漠然とした将来への不安が整理される
・お元気なうちに、趣味や旅行に出かけようという気持ちにつながる
・将来の足腰の衰えに備えて負担の少ないマンションや施設入所を検討することにつながる
・将来の入院や介護に備えて、家族に貴重品の場所を伝えたり、知人にペットの面倒をお願いをしておくことにつながる
・万が一のときに備えて、相続対策を実行することにつながる     

(3)全体的な視点において
・人生にとって大切なお金や健康、家族などについて、自分の暮らし全体から見渡すことで、問題・課題が明確になったり、大切なものに気づける
・自分のやりたいこと、やるべきことが見つかりやすくなる 


(1)ノートを見ることで、気持ちや考えを理解できるようになる
(2)ノートを事前に共有しておくことで、緊急事態のときでも家族や支援者が右往左往しなくて済む
(3)ノートを見れば、どこに、それぐらいの預貯金があるか分かるので、入院の際に家族が立替をしないで済む
(4)病気や事故で意識がはっきりしていないときでも、ノートを見れば適切なサポートができる
(5)万が一のときでも、ノートを見れば家族に考えや想いが伝えられる
(6)相続の際に家族の情報収集や調査の負担が大幅に減る

以上、ライフデザインノートの利点をお伝えしました。
まずは手を動かして書き出してみることが大切です。書いていくことで気づきが得られます。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

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