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くらしの法律情報
2021年12月13日 [くらしの法律情報]

老後の生活をサポート「任意後見契約のメリット」は?

任意後見
本ページをご覧のみなさま、司法書士の福井です。
これまでも話題にしてきましたが、今回は「任意後見制度のメリット」をお伝えしたいと思います。

<過去の掲載記事: あわせてご参考になさってくださいね>
▷ NO.1 「成年後見制度ってなに?」
▷ NO.2 「誰が後見人になるのか」
▷ NO.3 「成年後見制度のデメリット」
▷ NO.4 「任意後見で大切なことは?」




現在、日本には成年後見と任意後見の二つの制度があります。

成年後見は、すでにご本人が認知症などで判断能力が衰えてしまったときに、家庭裁判所に後見人を選任してもらう制度です。
一方、任意後見は、ご本人の判断能力が衰えていない段階でご本人が、将来、判断能力が衰えたときに備えて後見人を任意に決め、その後見人候補者と契約を結んでおくという制度です。

つまり、任意後見制度は、あらかじめ自身の意思で将来の財産管理を任せる人を決めておくという点で、自身の死後の財産の帰属先を決めておく遺言制度に類似しているといえます。
ただし、任意後見はあくまで契約によることとなり、任意後見人となる人との意思の合致が必要ですので、任意後見人を誰にするか(=将来財産を誰に任せるか)ということが非常に重要です。


老後の身寄りがなく将来が心配であるという方の不安を解消することができます。
お元気なうちはご自分で出来たことも、例えば認知症になって判断能力が低下した場合は、
医療費や介護費などの支払いに困ったり、入院や高齢者施設に入居する際に契約ができなかったりなどの問題が出てきてしまいます。
当事務所では法人として任意後見人となる任意後見契約を結び、生活のサポートとさせていただいている方が多数いらっしゃいます。

後見人しかできない(他の支援機関、ケアプラザや福祉事業所にはできない)ことの例
<財産管理>
 ◆通帳やカードを預かり、ご本人に代りお金をおろす。
 ◆ご本人に代り施設や病院の料金、衣類などの日用品など必要な支払いを行う。
 ◆ご本人の希望で不動産を売却する場合は、ご本人に代り売買契約や売却代金を受領する。
 ◆ご本人が施設や病院に入られた後に、ご自宅の荷物を処分、荷物を施設などに送る場合は鍵をお借りしてご自宅で作業を行う。

<施設や病院での手続>
 ◆ご本人と一緒に説明を聞き、契約手続きを行う。
 ◆家族の代りにご本人と医師から病状や治療法の説明を受ける。

<お亡くなりになった場合の手続>
※「死後事務委任」、「遺言執行」などの契約を本人が元気なうちに締結しておくことで対応が可能です。
 ◆事前に連絡を希望していた方へ訃報をお知らせする。
 ◆葬儀や未払いの医療費などの支払いを行う。
 ◆家財の処分、各種契約の解除を行う。
 ◆ご要望に応じて葬儀や菩提寺への納骨・埋葬を行う。



お子さんがいらっしゃって円満な親子関係が築けているので、将来、お子さんに財産を任せたいと考えている方も是非、任意後見の利用を検討していただくことをお勧めしています。
その理由としては、お子さんに老後の財産管理を任せたいと考えていたとしても、もしそのお子さんと任意後見契約を結ぶことのないまま、ご本人が認知症などによって判断能力が衰えてしまった場合に備えていただきたいからです。
ご本人が自身で財産を管理できなくなった場合は、任意後見人がついていないと、家庭裁判所に成年後見人を選任してもらわないといけなくなります。
家庭裁判所は、本人の財産状況や財産管理行為の性質の度合い(法律関係の複雑性)によっては、弁護士や司法書士といった専門職後見人を選ぶこともあり得ます。
この場合には、本人の財産管理権はすべて専門職後見人に移行されてしまいますので、ご本人の財産を管理しようとしていたお子さんにとっては本意でない結果となってしまいます。
専門職が後見人に就任することで、判断能力が衰えてしまう前のご本人とお子さんの意向に沿わない状態が続いてしまう可能性もあり、現在、成年後見制度の不自由さが問題にもなっているのです。
また、いちど成年後見制度を利用(申し立て)すると、原則として取り下げることができないこととなっています。
したがって、このような状況になる前に、ご本人とお子さんとの間で任意後見契約を結んでおくことで、いざご本人の判断能力が衰えたときにお子さんが後見人としてご本人の意向に沿った財産管理を行うことができる任意後見制度は、これからお子さんへ財産を任せようと考えている方にはぜひ利用していただきたい制度であるといえます。

具体的な手続きとしては、任意後見契約は公正証書によることとされており、契約書の細部についての理解も必要となります。
当事務所では、親族間の任意後見契約締結のサポートをさせていただいております。
身寄りがなくて老後の生活がご不安な方や将来の財産管理をお子さんなど信頼できる親族に任せたいというお気持ちがある方は、お気軽にお問い合わせをください。

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